〜子供のもつ「世界観」とは?〜
親が子供の将来を期待し、時に不安になる事は当然の事であるが、子供の将来に何らかの問題意識を抱くとすれば、それは子供の「現在」を発想の出発点としており、その後、現在の原因である「過去」に目をやり、そして「現在」の延長線上である「将来」に想いを寄せるのである。ç
何が言いたいかというと、親の問題認識が発生する起点は必ず「現在」であるということ。即ち、子供に関する「過去」の記憶や「将来」の予測ではなく、必ず最初に、子供の「現在」の生活環境・人間関係・学業への姿勢・社会への適応度について不安や問題認識を抱いている。
では、子供にとっての「現在」とは一体、どういったものであるのか。
それを考えてみると共に、その「現在」を提供し、それを変える力を最も有しているのが親自身であるということに気がついた時、如何なる対応をすれば、子供の「将来」に貢献できるのかについて理解することになる。
〜次回に続く〜
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